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親しく聴きて(ヨハネ4章31〜42節)

ヨハネによる福音書4章42節にはサマリアの人たちがサマリアの女に話している場面があります。「彼らは女に言った。『わたしたちが信じるのは、もうあなたが話してくれたからではない。わたしたちは自分で聞いて、この方が本当に世の救い主であると分かったからです』」。彼らは最初はこの女性の語ることから主を知り、信じたのでした。しかし、その後は直接、彼らも主と出会い、主の言葉を聴いたのです。そのことを彼らは女性に伝えています。新共同訳では「わたしたちは自分で聞いて」となっていますが文語訳では「親しく聴きて」、口語訳は「自分自身で親しく聞いて」となっています。この「親しく」ということですが、サマリアの人たちはイエス様を信じて、さらにその言葉が聴きたくて、このようなことをお願いしています。「このサマリア人たちはイエスのもとにやって来て、自分たちのところにとどまるようにと頼んだ。イエスは、二日間そこに滞在された」(40節)。主は彼らに留まってくださったのです。そして、主は彼らに親しく語られ、彼らもまた主の言葉を親しく聴いたのです。「親しく」、「留まる」という言葉から、主とサマリアの人たちの関係がよく表されています。ところで私たちはどうでしょうか?主と親しい関係を持っているでしょうか?親しい交わりにあずかっているでしょうか?このことは私たちの信仰生活において大事なことです。

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