朝の十五分があなたを変える
「朝の十五分があなたを変える」。こういうことを聞いたことがあります。ちいろば牧師として知られていた故榎本保郎牧師の言葉です。榎本先生は朝の十五分について、このように言われました。五分は聖書を読み、次の五分は祈り、そして、最後の五分は神様からの語りかけをノートに書き留める(あるいは聖書を黙想する、思い巡らす)。わずか十五分ですが、その日々の積み重ねがあなたを変えるというのです。聖書自身が聖書についてこう記しています。「この書物は、キリスト・イエスへの信仰を通して救いに導く知恵を、あなたに与えることができます。聖書はすべて神の霊の導きの下に書かれ、人を教え、戒め、誤りを正し、義に導く訓練をするうえに有益です」(二テモテ3章15、16節)。「だから、悪意、偽り、偽善、ねたみ、悪口をみな捨て去って、生まれたばかりの乳飲み子のように、混じりけのない霊の乳を慕い求めなさい。これを飲んで成長し、救われるようになるためです」(一ペトロ2章1、2節)。聖書は私たちを養い、成長させます。しかし、そのためには、肉体の健康、成長に日々の食事を欠かすことができないように、「命のパン」(ヨハネ6章35節)である聖書の言葉を日々、私たちの心にいただくのです。食事をする時、食材を調理し、味付けしていただきます。それと同じように、聖書もそのままでは食べにくい(読みにくい)かもしれません。その場合はいろいろな聖書日課、黙想書などがありますので、それらを使って読むのもよいでしょう。朝の十五分、あまりにも多忙なため、朝に時間が取れない方はお昼でも、夜でもよいですから、そのわずかな時間を神様との交わりの時としてみましょう。み言葉(聖書)があなたを変えます。あなたに霊的な成長をもたらします。
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