御霊の助けにより、信仰によって(ガラテヤ5章2〜12節)
「わたしたちは、義とされた者の希望が実現することを、“霊”により、信仰に基づいて切に待ち望んでいるのです。キリスト・イエスに結ばれていれば、割礼の有無は問題ではなく、愛の実践を伴う信仰こそ大切です。」(ガラテヤ5章5、6節)
「“霊”により、信仰に基づいて切に待ち望んでいる」とあります。何を待ち望んでいるかというと、「義とされた者の希望が実現すること」です。これは私なりに噛み砕いて言いますと、「イエス様を信じて救いにあずかること、終わりの日の完全な救い、これを聖霊の助けによって確信し、待ち望む」ということです。なかなか救われたことが確信できない、実感できない・・・。そういう私たちです。特に目の前に起こってくる様々な苦しみ、困難なことがあると、自分が本当に救われているのだろうか?と心が迷ってしまいます。私たちは弱い者なのです。しかし、そういう私たち、私たち自身が確信できなかったり、実感できなかったりしても、神様の救いは変わらないのです、救いは与えられているのです。「“霊”により、信仰に基づいて」とありました。聖霊の助けです。私たちはイエス様を信じても、すぐに何かあると、心が揺れ、信仰もなくなりそうになる。でもそういう私たちを聖霊が助けてくださる、聖霊なる神様が助けていてくださる。信仰があるのかないのか分からなくなってしまうような私たちを支えていてくださる。「“霊”により、信仰に基づいて」、短い言葉ですが、とても大事な言葉です。口語訳聖書では「御霊の助けにより、信仰によって」となっています。イエス様を信じた、と言いながら、告白しながら、信仰があるかないか分からないような私を聖霊なる神様が助け、支えてくださる。このことを信じていきましょう。
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