この希望によって(ヘブライ7章1〜19節)
神様に近づくために、どうしたら良いのか?ユダヤ人は、自分たちが神様の律法、掟を守ることによって、神様に近づくことができると考えていました。もしかすると、私たちもこれと同じことを考えているかもしれません。正しい行い、善いことをする人こそは神様に近づくことができる。ですから、その反対の人は神様に近づくことができない・・・。
しかし、「わたしたちは、この希望によって神に近づくのです」(ヘブライ7章19節)とありました。「この希望」、これは何のことでしょうか?イエス様のことです。私たちは、この希望、すなわち、イエス様によって神様に近づくことができるのです。いえ、神様が近づいてくださったのです。弱さや無力さをおぼえる私、神様の前には一人の罪人である私、しかし、そこに主がお出でになった、神様が近づいてくださった。何という恵みでしょうか。
ですから、神様に近づくために、私たちはどうしたら良いのか?それは私たちに近づいてくださった、私たちのところにおいでになったイエス様を受け入れるだけで良いのです。以前の掟が廃止された(18節)、とありますが、それはイエス様こそが律法、掟だからです。イエス様が神様の愛そのものだからです。私たちはこの方の言葉を聴いて、従って歩めば良いのです。イエス様が私たちと一緒に歩んでくださって、神様の愛に生きることを導いてくださいます。新しい年も主と共に歩みましょう。
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