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励まし合いの場(ヘブライ10章19〜25節)

「ある人たちの習慣に倣って集会を怠ったりせず、むしろ励まし合いましょう。かの日が近づいているのをあなたがたは知っているのですから、ますます励まし合おうではありませんか。」(ヘブライ10章25節)
ここにある「集会」というのは、何かというと、礼拝や祈祷会のことと考えてもよいそうです。「ある人たちの習慣に倣って」とありますように、当時、礼拝や祈祷会をやめてしまう人たちがいたようです。ここに書いてあることを注意深く読むと、集会を怠ったりしないで、あるいはやめたりしないで、集会に出席しましょう!集会を続けましょう!とは書いていないことに注目したいと思うのです。集会に出席しましょう、続けましょう、ではなく、「励まし合いましょう」となっているのです。
「励まし合いましょう」。これはどういうことでしょうか?それは、集会とは励まし合う場だからです。ある方が礼拝について書いたものを読みました。そこに書いてあったことは、私たち人間は神様に造られた者であり、神様を礼拝する者として造られた、というのです。そして、私たちは神様を礼拝することによって、生きる力をいただくのだ、というのです。
神様は私たちをお造りになったお方、本当の親です。そして、私たちはその神様の子供です。礼拝というのは、神様のもとに神様の子供である私たちが集って、一緒に憩うことではないでしょうか。22節には「真心から神に近づこうではありませんか」とありました。礼拝こそは神様に近づく時です。神様は私たちに近づいてくださった。イエス様をお送りくださって、私たちのところにおいでくださった。私たちも主のもとに行き、主と共にあることを喜び、生きる力をいただく。そして、そこからこの世の旅路に出て行く。「励まし合いましょう」とありましたが、私たちがお互いに励まし合い、また神様から励まされて、そこから世の旅路に出て行くのです。礼拝、祈祷会、そういった一つ一つの集まりは神様との親しい交わりの時ではないでしょうか。

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