真の礼拝(ヨハネ4章16〜30節)
ヨハネによる福音書4章24節に「神は霊である。だから、神を礼拝する者は、霊と真理をもって礼拝しなければならない」とあります。「神は霊である」。この言葉に続いて、「神を礼拝する者は、霊と真理をもって礼拝しなければならない」というのです。霊と真理をもっての礼拝、それは私たちの全身全霊とか、最善ということ以上に、神様の霊、聖霊。そして、神様の真理、それは真理の言葉、神様の御言葉。聖霊と御言葉を求めての礼拝、それこそは神様の求められる、神様の喜ばれる礼拝ではないでしょうか。
礼拝については、礼拝を献げると言います。これはローマの信徒への手紙12章1節に「こういうわけで、兄弟たち、神の憐れみによってあなたがたに勧めます。自分の体を神に喜ばれる聖なる生けるいけにえとして献げなさい。これこそ、あなたがたのなすべき礼拝です」とあります。「自分の体を神に喜ばれる聖なる生けるいけにえとして献げなさい」。礼拝とは神様に自分自身を献げることです。それは別な言葉でいうと、私たちが聖霊に支配される、御言葉に支配されることではないでしょうか。神様に自分自身を献げる。この私はこれからは神様のものとして、神様の子供として生きる。聖霊の導きによって歩む、御言葉に聴き従って歩む。それが礼拝なのではないでしょうか。真の礼拝を行なう。私たち自身が真の礼拝者となることを求めるのです。
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