復活、新しい命に生きる(ヨハネ11章28〜44節)
イエスは、「もし信じるなら、神の栄光が見られると、言っておいたではないか」と言われた。人々が石を取りのけると、イエスは天を仰いで言われた。「父よ、わたしの願いを聞き入れてくださって感謝します。わたしの願いをいつも聞いてくださることを、わたしは知っています。しかし、わたしがこう言うのは、周りにいる群衆のためです。あなたがわたしをお遣わしになったことを、彼らに信じさせるためです。」(ヨハネ11章40〜42節)
主はラザロを生き返らせたこの出来事を通して、復活とは何か、新しい命とは何かを示されました。復活とは、新しい命とは、石を取りのけることです。私たちを縛るものをほどくということです。その石とは何でしょうか。その縛るものとは何でしょうか。それは罪であり、死です。罪は、死は私たちを支配します。しかし、主は心に憤りを覚えられました。私たち人間を罪と死の支配のままにすることを憤られるのです。石を取りのけよ、ほどいてやって、行かせよ。主は私たちを罪と死から解放してくださるのです。それが復活であり、新しい命です。私たちがイエス・キリストを信じるならば、私たちは罪と死に支配されない。たとえ、この地上における生涯が終わろうとも、罪と死に支配されない。それが復活です、それが新しい命です。イエス・キリストを信じるならば、罪と死に支配されず、地上での死に終わらず、イエス・キリストにあって永遠に生きる者とされるのです。
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