今年も主の恵みの年(ルカ4章14〜30節)
主が紐解かれた素晴らしい預言の言葉(18、19節)。そのことについて、主はこう語られました。「この聖書の言葉は、今日、あなたがたが耳にしたとき、実現した」(21節)。聖書の言葉。それは私たちによって実現されるものではありません。しかし、私たちがそれを聴いた時、神様が実現させてくださるのです。主が語られた!それを聴いた者たちは神様が実現させてくださることを信じるのです。
「今日、あなたがたが耳にしたとき」とありました。「今や、恵みの時、今こそ、救いの日」(二コリント6章2節)というみ言葉もあります。今、今日、その日が恵みの時であり、救いの日であることをおぼえましょう。私たちは新年にあたって、今年こそは良い年、良い日々を過ごせるように、と願いますが、み言葉はこのように語ります。今年も「主の恵みの年」(19節)なのです。
「主の恵みの年を告げるため」(19節)に主は遣わされたと言われます。私たちもこのことのために遣わされたのではないでしょうか。この年は主の恵みの年、そして、今日、今、主の恵みのうちにあると告げ知らせていくのです。
「医者よ、自分自身を治せ」(23節)から語られる主の言葉の意味は何でしょうか。私たちは癒しを求めます。しかし、それは自分たちだけのことであり、自分たちの枠の中だけに留まっていないでしょうか。また、何の癒しでしょうか。体の癒しだけでしょうか。魂の癒しを求めていきましょう。愛さない、愛せない・・・。関係性の欠如、破れという病。主の私たちに向かう愛を見上げていきましょう。そこに真の癒しがあります。
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