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【週報巻頭言】2023年10月1日 行って学びなさい(マタイ9章9~13節)

『わたしが求めるのは憐れみであって、いけにえではない』とはどういう意味か、行って学びなさい。わたしが来たのは、正しい人を招くためではなく、罪人を招くためである。(マタイ9章13節)

ファリサイ派の人たちは、自分たちは、丈夫な人、正しい人であると思い込んでいました。そういう彼らに向かって、イエスさまは言われました。「行って学びなさい」と。それは、「あなたがたは、自分は丈夫な人、正しい人と思っているが、そこに留まっていないで、行って学びなさい」ということです。それでは、どこに行ったらよいのでしょうか。神さまのもとへ行くのです。そこで、自分の本当の姿、自分の本当の状態を知らされるのです。神さまの前に立つ時、私たちは、自分自身が、神さまの憐れみを受けなければならない者であること、自分自身が、神さまの前には、病人であり、罪人であることを知らされるのです。

主は言われました。「行って学びなさい」。神さまの前に立つ時、自分も一人の罪人であることを知らされます。この私が神さまの憐れみを受けて、生かされている。そのことを知る時、「わたしが求めるのは憐れみ」という聖書の言葉が分かるようになるのです。そして、神さまの憐れみを受けていることを知る者は、他者に対しても、憐れみに生きる者となるのです。

イエスさまの招きは、マタイに与えられ、罪人とされていた人たちに与えられ、ファリサイ派の人たちにも与えられました。そして、今、私たちにも、イエスさまの招きは与えられています。「わたしに従いなさい」、「行って学びなさい」。このイエスさまの招きに応えてまいりましょう。

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