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傷ついた癒し人(ヘブライ2章10〜18節)

イエス様のことをヘブライ人への手紙12章17節では「イエスは、神の御前において憐れみ深い、忠実な大祭司」(17節)と記していました。憐れみ深い。それは一緒に苦しみ、一緒に耐える、ということです。ヘンリー・ナウエンというカトリックの神父で大学の教授をしておられ、最後はラルシュ共同体という知的ハンディキャップを持つ人たちのコミュニティーで仕えられた方がおられました。この方の著書に『傷ついた癒し人』という題名の本があります。傷ついた癒し人、それはイエス様のことであり、イエス様に従って生きようとする人もそうであると思います。聖書の互いに愛し合いなさい、という言葉を聴いて、私たちは愛することに努めます。しかし、それは時に自ら傷を受けるようなこともあります。その時、私たちはイエス様が私たちを救うために、愛するために自ら傷を受けられたことを思い起こしたいと思います。以下はイザヤ書53章のイエス様の救いを示している箇所です。
「彼が担ったのはわたしたちの病/彼が負ったのはわたしたちの痛みであったのに/わたしたちは思っていた/神の手にかかり、打たれたから/彼は苦しんでいるのだ、と。
彼が刺し貫かれたのは/わたしたちの背きのためであり/彼が打ち砕かれたのは/わたしたちの咎のためであった。彼の受けた懲らしめによって/わたしたちに平和が与えられ/彼の受けた傷によって、わたしたちはいやされた。」(イザヤ書53章4、5節)

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