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【週報巻頭言】2022年1月23日 私たちのために主がなさったこと(マルコ14章10~21節)

「夕方になると、イエスは十二人と一緒にそこへ行かれた。一同が席に着いて食事をしているとき、イエスは言われた。『はっきり言っておくが、あなたがたのうちの一人で、わたしと一緒に食事をしている者が、わたしを裏切ろうとしている。』弟子たちは心を痛めて、『まさかわたしのことでは』と代わる代わる言い始めた。」(マルコ14章17~19節)

イエスさまを裏切った弟子。それはおそらくある一人の弟子のことであると私たちは考えるかもしれません。その弟子はご存じのように悲劇的な最期を遂げてしまいます。しかし、イエスさまが十字架におかかりになる時、イエスさまのもとから逃げ出してしまった弟子たちがいました。その弟子たちもイエスさまを裏切った弟子たちと言えるのではないでしょうか?ですから、イエスさまが言われた「あなたがたのうちの一人で・・・」とは、ある特定の一人の弟子に向けてだけ語ったものではないかもしれません。一人一人に、それぞれに問いかけたことだったのかもしれません。

イエスさまが、ご自分を裏切る者について語られたこと、それは、問いかけただけのことではありませんでした。主はこの過越の食事の席で、主の晩餐について語られました。主の晩餐、それは何を意味するのでしょうか?イエスさまの十字架の救いを意味します。イエスさまを裏切ってしまう私たち。イエスさまを知らないと言ってしまう私たち。そういう私たちのために、あの弟子たちのために、イエスさまがなさったこと、それが十字架におかかりになるということでした。私のための十字架。ご自分の命をかけて私たちを愛し、赦し、罪から救いへと導いてくださった。そのことを心にしっかりと刻み、主の愛と赦しを忘れないでいましょう。

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