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協力伝道(ヨハネ12章20〜36節a)

過越祭に来ていたギリシア人たちはフィリポにイエス様にお会いできるように、と願いました。すると、フィリポはどうしたでしょうか。「フィリポは行ってアンデレに話し、アンデレとフィリポは行って、イエスに話した」(22節)。フィリポはアンデレと話をし、二人でイエス様のところに行って、その件を話した、ということです。フィリポはイエス様と出会い、友人ナタナエルを導きました。このアンデレもイエス様と出会い、その後、アンデレは自分の兄弟であるシモン・ペトロをイエス様へと導きました。友人を導いたフィリポ、兄弟を導いたアンデレ、この二人が一緒にイエス様のもとに行き、ギリシア人たちがあなたに会いたいと言っている、と伝えに行ったわけです。フィリポはアンデレと話した。これは小さな出来事ですが、伝道、福音宣教というものがどのようにして行われるかを示しているのではないでしょうか。それは一人で、独断で、独善で行うものではないのです。協力して行うものなのです。そして、フィリポとアンデレはギリシア人たちをイエス様のもとへと導く、引き継ぐ役割を担いました。私たちも同じです。伝道は協力して行うものであり、伝道はイエス様のもとへと導く、引き継ぐことです。福音宣教、伝道に励みましょう。

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