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【週報巻頭言】2022年6月12日 聖なる者とされて(一コリント7章1~16節)

なぜなら、信者でない夫は、信者である妻のゆえに聖なる者とされ、信者でない妻は、信者である夫のゆえに聖なる者とされているからです。そうでなければ、あなたがたの子供たちは汚れていることになりますが、実際には聖なる者です。(一コリント7章14節)

皆さんの中にも、ご夫婦の方で、お連れ合いの方がキリストを信じていない、という方がおられると思います。14節の言葉はとても参考になるのではないかと思います。「信者でない夫は、信者である妻のゆえに聖なる者とされ、信者でない妻は、信者である夫のゆえに聖なる者とされているからです。そうでなければ、あなたがたの子供たちは汚れていることになりますが、実際には聖なる者です」とあります。

おそらく皆さんの中にも、お連れ合いの方がキリストを信じてほしい、と熱心に祈り、福音を伝えることに苦心しながらも励んでおられる方があるでしょう。「信者でない夫は、信者である妻のゆえに聖なる者とされ、信者でない妻は、信者である夫のゆえに聖なる者とされている」。これを読むと、ご家族を主に導きたいと願いながら、苦労している方も希望を持つことができるのではないでしょうか。

ところで、この「聖なる者」というのは、まったく清く、罪のない者、という意味ではありません。聖なる者というのは、聖なる方である神さまのものということです。キリストを信じる私が神さまのものであるように、私の夫、また私の妻も神さまのものなのだ、ということです。この私に神さまが臨んでくださり、生きて働いておられるように、私の夫にも、妻にも、また子供にも、神さまは臨んでおられ、生きて働いておられる。だから、そのことを信じて、夫が、妻が、子供が、やがては、この私は神さまのものなのだ、と信じる日が来るように、私たちは希望を持って祈り続けていくのです。

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