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私たちの使命(創世記12章1〜9節)

創世記12章2節に「祝福の源」とありました。3節には「地上の氏族はすべて/あなたによって祝福に入る」とありました。この両方の言葉を合わせて読んで分かることはアブラムに与えられた使命ということです。それは何かというと、人々に祝福をもたらすという使命です。アブラムの旅は大きな決断を強いられるものでしたが、そればかりか、アブラムに神様は大切な使命を与えられたのです。あなたが祝福の源、基(口語訳)となる。なぜなら、地上の氏族はすべて、あなたによって祝福に入るのだから、というのです。
 岩波訳では3節の言葉が「大地のあらゆる種族はあなた[の名]によって祝福し合うであろう」となっていました。祝福し合う、というのです。神様の祝福を互いに分かち合う。そういう意味で理解できます。そして、このアブラムの使命というのは、私たちの使命でもあると思うのです。私たちも神様の然りを受けた、良しとされた一人一人です。そのことを人々にお伝えする。神様からの然り、神様からの良し、それを私たちはこのような言葉で言い表します。あなたは神様から愛されている。そして、神様が私たちにご自身の愛を表された究極的な愛、それはイエス・キリストを私たちのところに送ってくださった。イエス・キリストが私たちの罪のために十字架にかかり死んでくださった、ということです。このことを伝えるのが私たちの使命です。

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