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私の内におられるイエス様を宣べ伝える(コロサイ1章24〜29節)

 聖書は私たち人間のことを「土の器」と語ります。それはもろく崩れやすい存在ということです。しかし、土の器というだけではないことも聖書は語ります。コリントの信徒への手紙二4章7〜12節にはこのようなことが記されています。
 「ところで、わたしたちは、このような宝を土の器に納めています。この並外れて偉大な力が神のものであって、わたしたちから出たものでないことが明らかになるために。わたしたちは、四方から苦しめられても行き詰まらず、途方に暮れても失望せず、虐げられても見捨てられず、打ち倒されても滅ぼされない。わたしたちは、いつもイエスの死を体にまとっています、イエスの命がこの体に現れるために。わたしたちは生きている間、絶えずイエスのために死にさらされています、死ぬはずのこの身にイエスの命が現れるために。 こうして、わたしたちの内には死が働き、あなたがたの内には命が働いていることになります。」
 私たちは土の器です。けれどもその器の中に宝が納められている。その宝とはイエス・キリストです。イエス・キリストの命が納められている。私たちがイエス・キリストを宣べ伝えるというのは、私の内に、私の中におられるこの方を宣べ伝えるということです。私たちは教会の兄弟姉妹の間で、自分が聖書の言葉に教えられたこと、罪を示されたり、愛を示されたり、生活の中で励まされたり、ということを分かち合っておられると思います。そういう一つ一つのことも私の内におられるイエス様(コロサイ1章27節)を宣べ伝えるということなのです。そして、そのことを教会の中だけでなくて、外に出て、皆さんの家族、友人、職場の方にも分かち合ってみましょう。

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