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互いにうそをついてはなりません(コロサイ3章1〜11節)

「互いにうそをついてはなりません。古い人をその行いと共に脱ぎ捨て、造り主の姿に倣う新しい人を身に着け、日々新たにされて、真の知識に達するのです。」(コロサイ3章9、10節)
 ここには、嘘をつくな、ということが言われていました。嘘をつく。不真実、真実を言わない、真実に生きないことです。神様に造られ、神様に愛されている私。神様に造られ、神様に愛されているあの人、この人。それが聖書に書いてある真実です。それなのに、それを否定する。そうでないと思い込む。私は、あの人は神様に愛されていない。私たちは、自分が愛されていないと思うと、何をやってもよい。自分の欲望のまま、思いのままに生きようとするのではないでしょうか。でもそれは嘘、真実ではないのです。続いて、このようなことが語られています。「古い人をその行いと共に脱ぎ捨て、造り主の姿に倣う新しい人を身に着け、日々新たにされて、真の知識に達する」。
 私たちはイエス・キリストに出会ったら、もう古い人ではないのです。新しい人なのです。古いというのは、罪に支配された、自己中心の生き方をする私です。でもあなたは古いままで終わらない、というのです。古い人をその行いと共に脱ぎ捨てた。そして、造り主、これは神様のことです。神様の姿に倣う新しい人を身に着ける。創世記1章27節に「神は御自分にかたどって人を創造された」とあります。神様の心、お考えを表す存在として人間は造られた、ということです。
 ヨハネという人は神様とはどのような方であるか、一言でこう言い表しました。「神は愛」(一ヨハネ4章8節)。私たち人間は神様の愛を表す存在として造られたのです。考えてみますと、私たちは自分が愛されていることを知ると元気になります。心がワクワクします。けれども、自分は愛されていない、受け入れられていない、そう思うと、悲しくなります、生きる力も失います。神様は愛。私たちは神様に愛されている者です。愛されている喜びを持って生きるのです。

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