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【週報巻頭言】2021年12月19日 神さまの恵みに動かされて福音を伝えよう(一コリント3章10~17節)

世界各地で福音宣教に励んでおられる方々、また私たちも励んでいますが、目に見えての成果というものはどうであるかは分かりません。しかし、福音宣教というのは、互いに優劣を競い合ったりするようなものではありません。また福音宣教に成功したとか、失敗した、と自分自身で決めるものでもありません。それらのことはみんな神さまにお委ねして、私たちはひたすら、神さまの言われることに従っていくのです。一コリント3章16節には「あなたがたは、自分が神の神殿であり、神の霊が自分たちの内に住んでいる」とありますように、私たちは神さまの霊が住んでいる神さまの神殿です。神さまの霊、聖霊の働きによって福音宣教が前進していくように祈っていきましょう。また福音宣教は神さまが私たち教会に託された大切な働きです。主が私たちに福音宣教を託された言葉をお読みします。

「イエスは、近寄って来て言われた。『わたしは天と地の一切の権能を授かっている。だから、あなたがたは行って、すべての民をわたしの弟子にしなさい。彼らに父と子と聖霊の名によってバプテスマを授け、あなたがたに命じておいたことをすべて守るように教えなさい。わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいる』。」(マタイ28章18~20節)

福音宣教は私たちの力ではなく、神さまの力で行なわれるものです。そして、福音宣教は、パウロが「わたしは、神からいただいた恵みによって」(一コリント3章10節)と語っているように、私たちが神さまの救いの恵みに動かされて、行なうものです。まず、私たちが主の救いを喜びましょう。そして、喜びの心から伝えましょう。

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