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【週報巻頭言】2022年9月25日 仲直り、和解へと向かう十字架の福音(マタイ5章21~26節)

イエスさまは律法を完成するために、この世に、私たちのところにおいでになりました(マタイ5章17節)。イエスさまは「殺してはならない」という教えは、実際に人を殺すということだけではなく、心の中で殺すということも神さまの前には問われるのだ、と言われたのです。そして、あなたがたは「殺してはならない」。殺さなければそれでいい、というのではなく、仲直りしなさい、和解しなさい、と言われました。イエスさまはこのように語られ、律法の真意を示され、また律法を文字面だけでなく、心から従うように、と教えられたのです。

イエスさまが山上の説教の初めに語られた言葉の中に「平和を実現する人々は、幸いである」(マタイ5章9節)とありました。イエスさまがお示しになった幸い、それは平和を実現することです。戦争ではなく、平和です。私たちは世界各地で起こっている戦争が終わるように、ストップするように、と祈ります。しかし、そのように祈りながら、自分自身は身近なところで小さな戦争を毎日のように引き起こしているようなことはないでしょうか?しかし、主は平和を実現することを求められます。それは「まず行って兄弟と仲直りをし」(マタイ5章24節)なさい。「途中で早く和解しなさい」(マタイ5章25節)、ということです。イエスさまの十字架はこのことのためでした。平和のため、和解のためにイエスさまは十字架におかかりになり、私たちを罪から救ってくださったのです。私たちは、イエスさまの十字架の意味をおぼえて、私たちを平和を求め、平和を実現する者としてください、と祈りつつ、歩んでまいりましょう。

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