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【週報巻頭言】2023年3月12日 どうしたら「イエスは主である」と告白できるのか(一コリント12章1~11節)

あなたがたがまだ異教徒だったころ、誘われるままに、ものの言えない偶像のもとに連れて行かれたことを覚えているでしょう。ここであなたがたに言っておきたい。神の霊によって語る人は、だれも「イエスは神から見捨てられよ」とは言わないし、また、聖霊によらなければ、だれも「イエスは主である」とは言えないのです。(一コリント12章2、3節)

「あなたがたがまだ異教徒だったころ」とあります。これは、あなたがたが真の神さまを信じる前ということです。その頃は、何の抵抗もなく、偶像の神々を拝んでいた、ということです。しかし、今はどうか、というと、イエス・キリストを神さま、救い主と信じています。それは、どうして信じることができたのでしょう。

どうして信じることができたのか。3節を読むと、分かります。「神の霊によって語る人は、だれも「イエスは神から見捨てられよ」とは言わないし、また、聖霊によらなければ、だれも「イエスは主である」とは言えない」。ここに、「神の霊によって」、「聖霊によらなければ」とあります。神の霊、聖霊とは、同じことです。この神の霊、聖霊によって、私たちは、イエスは主である、と信仰を告白したのです。イエス・キリストを信じることができるのは、私たちの知恵や力、悟りによるのではありません。聖霊によって、イエス・キリストを信じることができるのです。

私たちが、自分の家族、自分の友人など、イエスさまを信じる信仰に導かれるように、と願うならば、このことをまず祈るのです。聖霊によって、この方が、あの方がイエスさまを救い主と信じますように。このことを祈りながら、イエスさまを伝えていくのです。

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