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【週報巻頭言】2023年1月22日  み心が行われますように(マタイ6章9、10節)

神さまについての祈り、その三つ目が「御心が行われますように、/天におけるように地の上にも」(マタイ6章10節)です。神さまのみ心が行われますように。み心というのは、神さまのお考え、神さまの思いのことです。天地創造の記事で神さまが人間をお造りになった時、「神は御自分にかたどって人を創造された」(創世記1章27節)とありますが、これは、私たち人間が神さまのみ心をこの世界において反映させる、表す存在としてお造りになった、ということです。「天におけるように地の上にも」とあります。「地の上」というのは、私たちが生きるこの世界のことです。

クリスマスのメッセージの中で、天使が羊飼いに救い主のご降誕を告げ知らせた箇所で、天使と天の大軍が一緒に神さまを賛美した場面がありました。

「いと高きところには栄光、神にあれ、/地には平和、御心に適う人にあれ」(ルカ2章14節)。

ここには「地には平和、御心に適う人にあれ」とあります。この天使と天の大軍の賛美と、み心が行われますように、という祈りは共通します。「御心に適う人」とは誰でしょうか?私たちのことです。私たちが神さまのみ心を求め、知り、それに生きるように、と言われているのです。「地には平和」ともありました。イエスさまが語られた幸い、そこには、「平和を実現する人々は、幸いである、その人たちは神の子と呼ばれる」(マタイ5章9節)とありました。私たちは昨年、ウクライナに平和が来ますように、ミャンマーに平和が来ますように、と祈り、ささげました。この祈り、このささげものは私たちの平和のための具体的な行動だと思います。この新しい年も、「地には平和」、この世界に神さまの平和が来ますように、これからも祈り、平和の実現のために励んでいきましょう。

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