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教会は伝道する(マタイ28章16〜20節)

 教会は伝道する。伝道は教会にとって欠かすことのできないことです。祈り、御言葉、そして、伝道。これらのことが欠けたら、教会は命を失うように思います。ある牧師先生は、教会は伝道によって教会自身が元気にされると言われました。それは真実であると思います。人々と出会い、主を伝えていく。そして、一人の魂が救われる喜びを見る。その働きをする者自身が励まされ、強められていくのです。
 伝道。それは聖書に、主イエスの言葉に根拠を置きます。18〜20節の主イエスの言葉。「わたしは天と地の一切の権能を授かっている。だから、あなたがたは行って、すべての民をわたしの弟子にしなさい。彼らに父と子と聖霊の名によって洗礼(バプテスマ)を授け、あなたがたに命じておいたことをすべて守るように教えなさい。わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいる」。
 主の弟子たちは婦人たちから聞いた天使と復活の主の言葉によってガリラヤに行きました。そこで主イエスに会うというのです。ガリラヤ、そこは福音宣教(伝道)の始まりの地です。それは絶えることなく、今もなお福音宣教(伝道)は続いていることを意味しているように思えます。
 17節に記されている弟子たちの姿。「そして、イエスに会い、ひれ伏した。しかし、疑う者もいた」。みんながみんなひれ伏した(礼拝した)わけではないのです。疑う者もいたのです。私たちの姿とダブるようです。私たちは時に礼拝し、時に疑います。しかし、そういう弟子たちの様子に関係なく、18節以下の宣教命令が語られています。18節の「イエスは、近寄って来て」。主御自身が揺れ動く弟子たちの方に近寄って来られたのです。なかなか一歩踏み出せない私たち。決心がつかない。すぐに迷ってしまう私たち。そこに主が自ら近づかれ、語りかけてくださったのでした。
 そして、私たちが決して忘れてはならないことは「わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいる」(20節)ということです。世の終わりまで、いつも主は私たちと共におられます。伝道、それは神様御自身の力によって、導きによってなされるものです。そのことを信じていきましょう。イエス様に出会い、イエス様と共に生きる人たちが新たに起こされますように祈りつつ、伝道に励んでいきましょう。

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